物を作ってると息って止まってますよね。

こんばんは。
舞台班１回生のかざりです。
２回目の日誌更新です(*´－｀*)ノ

舞台班は現在、ひたすらに作業に没頭しておるのですが、
作業をしていると、色々なことを思い、感じ、考えます。

家族のこと、
仲間のこと、
昔の恋心のこと、
好きな歌手の歌詞の内容、
とかに思いを馳せたり。

演出さんは、どんな思いでこの台本を選んだのかなぁ、とか考えてみたり。

役者さんたちは、今頃何してるのかなぁ、って、稽古場に意識を向けてみたり。
きっと心身ともに限界きてるだろうなぁ、
それなのにあんなに頑張る理由ってなんなんだろう、とか、
役者さん一人一人の思いに寄り添う努力をしてみたり。

役者さんたちはみんな、私の先輩か同期ですが、
彼らは、私にとって身近な存在であると同時に、今回、私たちみんなの思いすべてを背負って、舞台上で表現してくれる人たちです。

その人たちのために、舞台班には、私には、一体何ができるだろうか。
どうすれば、舞台上で、この製作物を通して、役者さんたちの気持ちをまたひとつ盛り上げるための役に立てるだろうか。

その答えはひとつしかありません。
彼らの強い思いに見合うぐらいの強い思いで、
彼らと同じぐらい苦しんで、
丁寧に、一動作一動作に気持ちを込めて、製作物を作るしかないのです。

役者も、スタッフも、することは結局同じなのですね。

必死に思いを込めたって、
役者さんや、お客さまに伝わるものなんてほとんどないかもしれません。

しかし、何も思わず機械的に作ったものと、思いを込めて作ったものとでは、確実に何かが違ってくることを、私は知っています。

本番まであと少し！
がんばるどん！


写真は我が愛しの作業場です！
愛しい…
この木の匂い…雑然とした感じ…ところどころに感じる歴史…
好き…
愛してる…
(*´▽｀)